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最近は、ブログの更新がなかなかできませんでした...（ ;  ; ）

というものの、おかげさまで色々な案件をやらせていただいておりました。

なので、前回の続き......　といきたかったのですが........

またにしましょうww

今回は、使用しいていた蒸気配管に圧力計を取り付けて、蒸気の出口側の圧力を確認して圧力管理をしたいとのご依頼でした。

客先担当の方は、現場にて施工と考えていたようですが

配管を切り込んだりした時に、どうしても配管内に切断金属が入ってしまう事と、使用していた配管も古くなっている為　せっかく施工したとしても不具合が起きてしまう可能性がある..ということを考え取り外し可能なパーツを新しいもの交換する　という事になりました。

そうする事によって、現場では交換作業のみとなりますから設備を停止させる時間も短時間で済みますし、交換後も安心して使用していただけます。

さて、交換までの流れですが

・採寸

ここをしっかりと確実に行わないと、取付できないものを製作していく事になってしまいます。ですので、丁寧に細かくメモを残すようにしています。時間はかかりますが、まずはここから....。

・製図

弊社ではAUTO CADを使用して作図を行います。

パソコンで図面を描きますので、しっかりと寸法が明確になっていないと線を引くことすらできません。逆にいうと、図面が出来上がるという事は全てにおいて寸法が明確であるという事になります。

ここまで、できればどこに、どんなパーツがどのようにつくのか分かりますので見積も明確になります。

・見積

図面をもとに、使用部材等を明確にして製作費等を計算します。溶接に関しても溶接長は明確になりますから計算は簡単ですし、図面添付見積ですからお客様に対しても分かりやすく提示できます。

・材料発注

もちろんご注文をいただいた後ですが、急ぎの場合とかですとご注文の意図が確認できた時点での発注もあります。基本的には、注文書の確認後とさせていただいております。

その辺りは、お互いの関係性にて進めさせていただいております。

・製作

材料が届きましたら確認をして製作..........

ここの、「材料の確認」これは本当に大切です。

最近、確認不足によって納品したものに　お客様の意図とは違うものを溶接してしまったことがあり、お客様には大変ご迷惑をかけてしまいました。（申し訳ございませんでした...。）

。。。ということで、確認をして製作を行います。

図面がありますので、製作に必要な寸法を細かいところまで見れますので図面どうりに製作していきます。

・溶接後工程（塗装・焼け取り）

溶接が終わったら、ステンレスの場合は焼け取りの機械にて溶接焼けを除去して表面に不動態化皮膜を形成していきます。

鉄の場合は塗装の有無、高温部かどうかなどによって内容が変わってきます。

・現場取付

安全運転にて現場まで行きましょう！

現場まで無事に着きましたら、あとは交換のみとなります。

交換対象の配管の残圧の確認を行い、取り外しを行い配管内の状況を確認します。これによって、使用されていた配管の状況が分かりますのでそこの配管ラインの他のパーツの状況も想定することができます。

もし、腐食等が進んでいるようでしたら同一ラインにてトラブルが起こってしまう可能性がありますね。

取付を行った後は、漏洩確認（リークチェック）を行います。

なるべく使用圧力まで上げていただいて確認を行います。

不具合等がなければ（この時点で不具合等はほぼ無いのですが）後片付けを行います。

蒸気配管の場合ですと、ボルト等が温まった後に増し締めを行います。

これは熱によって金属の膨張があるため、締め込み部が緩くなってしまうという事によるものです。

以上が配管変更の流れとなります。

今回も随分と長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

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