現場の溶接工が考えてみた「水道橋崩落事故」はなぜ起こったのか?
ご存知の方も多いかとは思います水道橋の崩落事故ですが、正直にいって溶接業者からみても信じられない事故でした。このような大型の溶接構造物は、不具合があるとたくさんの方に影響がありますので、補修工事等においても各専門業者が時間をかけて入念に調査を行い、それが妥当であるかの精査を行い工事の計画が立てられていきます。
正直に言いますと、水道橋に関しては工事関係者ではないので(弊社のようなところでは、まだまだお声かけもいただけないような感じです。)詳しいことは分かりませんが、溶接業者つながりで聞くところによると、やっぱり何かと検査が多いと聞きます。
やはり現場レベルでもそれだけ厳しく管理された品質であるということは、設計や計画ももちろんしっかりとしていると考えられます。これは、実際に弊社で日常行なっている業務にもいえることで設計、計画をしっかりと細かいところまで考えてあると製作や現場もスムーズに行え、しかも作業が予定通り行えるので品質も自然と高品質なものになります。
ちょっと寄り道しましたが、本管の溶接(水道管)は、おそらくレントゲン検査を行なっていることでしょうし、落橋防止工事も行なったと発表されています。(2015年)
ただ、国で定められた耐用年数まであと2年とのことでしたのでその後はどうなる予定だったのか気になるところではあります。
色々と画像を見ていると、繋ぎ部で外れているようにも見えますし、あとはトラスがちぎれているようにも見えます。原因は調査中とのことですので、私からはなんとも言えませんが「落橋」ということを考えたこともなかったので、とてもショックでした。
確かに、業界ではそろそろ橋の耐用年数が迫ってきて使えなくなる橋が目立つようになると言われているのも現実なのですが....。
溶接業界にいて橋や船などの超大型溶接構造物は憧れの存在ですので、だいぶショックでした。それが、悪天候や衝撃などの外的要因であるなら分からなくもないですが、ごく普通の秋の日に崩落したということが不思議です。
また溶接構造物を製作する側としてやはりその品質には不具合はあってはならない、そのためには真面目にしっかりと設計と計画を行わなくてはいけないなぁ..と改めて思いました。(溶接不具合でこうなったという訳ではないのですが....現時点で)
まずは、たくさんの方達の生活に影響が出ていることと思います。一刻も早く復旧して、元の生活に戻る事を願います。微力ながら技術面で(経済的にはいっぱいいっぱいなので...)お力になれるようでしたら是非協力したいと思います
またまた長文となりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感謝を込めて
真面目で高品質、安心と安全な溶接ならB.W.W.合同会社へ
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(記事:読売新聞オンライン引用)
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