溶接電流の調整とガス切断の炎の調整(アセチレン・酸素)2

query_builder 2021/09/30
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前回、ガス切断も大切な溶接の前加工になるとお話ししましたが今回はその第二弾!(また長文かとがっかりしないでくださいね笑)


前回は切断に関してでしたが、ガスにて鋼材の前加工に開先加工というものもあります。通常の切断だと材料に対して直角であることが重要になってきますが(鋼板の板厚が厚い物だと斜めに切れてしまうと、どこが正規の寸法かわからなくなってしまいますよね。)

この開先加工は材料に対して指定された角度をつけて切らなければいけません。


これは溶接の仕様によって変わってくるのですが、溶接構造物というのは基本的に「完全溶け込み溶接」という切断面も全て溶接するということが必須になってきますので、板厚が厚いと材料面に対して直角に切断されていると奥の方まで溶接するのは困難になってきますよね。なので、奥まで溶け込みやすように、材料の切断面を斜めにしておく必要があるのです。その斜めに切ったところを専門用語で「開先」といいます。


この「開先」も厳しい規則があって、発電所や製油所、橋梁、船舶など何かあった場合に人の命に関わるようなところは、溶接前に開先検査があって、その角度や切断面に不具合はないかなど細かく検査業者が検査をします。これも溶接業者が溶接のついでに....みたいなことは絶対にできないようになっています。検査を行う人もその検査資格が必要ですしね。


そうやって検査した切断面を仮止めして溶接するのですが、またそこでも検査の場合もあります。ちょっと!検査検査って......と思うかとは思いますが、普段私たちが何気なく見ているもの、風景になっているもの、旅行などで使うものなどから不安を感じたことはおそらくないかと思いますが、その知らないところではこういったルールに基づいて作られているからなのです。


。。。。と、なんの話だったかというと.....??

あ、そうそうガスの切断と開先加工の話でしたね。

そんなわけで、ガスの切断もしっかりやらないとその後工程の溶接結果に大きく影響が出てきてしまいます。溶接融合不良になってしまったら大変です。工程上はやり直せば良いのかもしれませんが材料には影響が残ってしまいます。そうならないようにガス切断も日頃よりガスと仲良く、材料に教えてもらいながら上達していく必要がありますよね。



またまた長文となりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございます。



感謝を込めて


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