溶接電流の調整とガス切断の炎の調整(アセチレン・酸素)
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B.W.W.といえば溶接(TIG・アーク・半自動)なのですが、今回は溶接する前工程にて大切な切断工程のことを少しお話ししようかと思います。
鋼材を溶接すると、少なからず熱の影響によって材料自体に負担がかかってきます。そしてその負担が大きくなってくると歪みとしてでてきてしまいます。その原因の一つとして材料の切断があります。メタルソーやバンドソーといった機械で切断する場合ですとその切断面は刃の状態に左右されることが多いようです。これは、単純に刃の状態が良ければ、切断面はキレイであるということにつながります。
あとは、角度や切り欠きの正確さでしょうか....切り欠きなどは特に隙間があると、そこに溶接金属がたくさん必要になりますので結果的に熱が加わる時間が多くなり熱影響部への負担も大きくなります。
さて、やっと表題のガス切断にたどり着けそうです......汗
キレイに切れるということは、溶接品質(製品)に大きな影響を与えるのだなぁ。。。ということが伝わればOKです。
鉄の材料の切断方法には「ガス切断」という方法もあります。
これは、アセチレンと酸素を使い材料を高温にして酸化反応熱を利用して切断します。わかりやすくいうと、材料を高温にして切断酸素で吹き飛ばす。。。みたいな感じです。(説明下手ですいません)
これは、低コストで小型・軽量・簡単な操作性に優れているため色々なところで使われてきています。しかも切断可能範囲も最大2,000mmくらいまで可能だそうです。一般的なガス切断ですと板厚30mmくらいまででしょうか...。ちなみに弊社の看板は厚さ22mmの鋼板をガス切断にて切ったものです。
ただここにもスキルが必要で、私も最初のうちは上手に切れずに怒られてばかりでした。鉄を高温にして吹き飛ばすだけなのに....と思ってはいたのですが、なかなか....。
溶接を行うときもそれぞれのスキル、状態、姿勢などにあった溶接電流調整が必要となってきます。やはりそれは、ガス切断にも同じことがいえるのではないかと考えます。材料を高温にし過ぎてしまうと鉄はドロドロに溶けていってしまうので、とても「切断」した状態にはならないです。
自分の切断スピードが早いか、遅いか。適切な火力となっているのか、いないのか。ステンレスのTIG溶接の時は溶接後の溶接ビードを見ればすぐにそれが適切であったかがわかります。ガス切断においても切断面を見てそれが適切だったか、材料に教えてもらうということも大切ですね。結果を見て過程を振り返るということは、どんなことにもいえるのではないでしょうか。
溶接においても、ガス切断においても大体の目安というのはあるかと思いますが、季節や、状況、地域などによっても違うので「これ」といった数値は明記できませんが、「材料に教えてもらう」ことならどこでも共通なのかなぁと思います。
またまた長文となりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感謝を込めて
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