溶接業者だからこそ考える作業環境(法改正と溶接ヒューム対策「特定科学物質」)
溶接作業では溶接ヒュームというのが発生するのですが、これを長期間吸い込むと重大な健康被害につながる事もあります。過去において溶接を行ってきた先輩たちは、自分の体の健康と引き換えに溶接を行って色々な構造物を造ってきたのだと、改めて感じる時がありました。
....あっ!! そんな重い話をするわけではないのですが..(汗)
弊社の取り組みをね、説明したくて.....(笑)(作文下手ですいません.......>>)
まず、溶接ヒュームですね。
これは溶接するときに溶かされた金属やフラックス(溶接部を大気中の酸素等から保護する材料)などの蒸気が、空気中で冷却されて個体状の細かい粉塵(0.1〜10数μ「ミクロン」)となって空気中に浮遊したものです。
これを吸うと気管支や肺に溜まって炎症を起こし、やがて「じん肺」という症状となります。この「じん肺」は一度なってしまうと治らないようで、さらには合併症などにかかりやすくなるようです。
とにかく、そうならないように溶接作業においては呼吸用保護具(いわゆるマスク、これも規定があります)をきちっとつけて作業をしなくてはいけません。自分自身だけではなく、家族や周りの人たちのためでもありますよね。
...で、それで良いかというと、先程の溶接ヒュームは空気中に浮遊していますので換気が必要となります。弊社では強制換気を
行っていますがより良い換気方法はないかと考えていまして、強制換気に使うブロアの前にフィルターをおいてみてはどうかと考えて試作することとしました。
市販されているヒュームコレクターというヒュームに対照を絞ったものがありますが、とても高価でしかもフィルターも細かいので詰まってしまう(これは非常に細かい溶接ヒュームが相手なので仕方ないことであると思いますが)という事もあり、自社においての試作となりました。
自社での試作ですので、空気の流れとか、吸い込み量、フィルター効果といったものは数値には表せれないのですが、吸っているかどうか、フィルターの汚れによって効果が見込めるのかということくらいは分かるのかなぁと考えています。フィルターは汚れたら変えたらいいし吸い込みが悪ければ改善もできるでしょう。
と、いうわけで自社における溶接ヒューム対策作戦は実行中です。また経過報告等行っていきますので、毎回長文の下手な作文にお付き合いいただいていますが、そこの成長も含めて気長にお付き合いよろしくお願いいたします。
感謝を込めて
途中に写真とか入れると読みやすいかなぁ.....
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