ステンレスアングルサポートTIG溶接時の溶接電流調整

query_builder 2021/08/17
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皆さんこんにちはB.W.W.です。


今日は、タイトルにもあるようにステンレスのアングルの溶接の時に気をつけている事をブログっぽく(そんなに書いたことはないのですが.......恥)書いていきたいと思います。


ステンレスのアングルなどの溶接は、溶接後にキラキラした状態が適正な溶接電流にて溶接された状態となります。溶接電流を高くしてしまうと、せっかくのステンレスの特性である表面の皮膜を壊してしまい「酸化皮膜」が形成されるからです。


この酸化してしまった状態では表面上は溶接されているように見えていても適切な状態で溶け込んでいないので、中は融合不良な状態となってしまい、後に不具合箇所となってしまう場合があるようです。


それに加えて、一般的にステンレスは熱による歪みがでやすいといわれるように熱にはあまり強くはないそうです。ステンレスといっても色々な種類や特性を持った鋼材がありますので、全てがそうというわけではありませんが、ごく一般的に使われているステンレス304(オーステナイト系ステンレス鋼)は溶接高温割れ感受性が高いようです。


さて、そんな前置きから今日の本題の気を付けている事とは、ステンレスのTIG溶接時は溶接電流を上げすぎない事です。では、溶接電流が低いと良いのかというと、そうでもありません。

溶接電流が低いと、そもそも融合不良となることに加えて入熱の時間が長くなってしまうのでステンレスが「高温」な状態が続いてしまうと前述の溶接高温割れにつながってしまいます。


では、どうすれば良いのか.....?


私はいつも、溶接した材料の状態で判断するようにしています。いつも「溶接電流は材料が教えてくれる」と言いながら溶接していますが、溶接の姿勢やその日の気温、湿度を感じながらちょっと付けてみては調整して.......を納得がいくまで繰り返し、その時の最適な溶接電流を材料に聞くようにしています。


なんだか時間がかかりそうですが、一度最適な溶接電流を見つけてしまうと、その後の溶接にストレスがなくなり結果的に早く、材料にも負荷をかけ過ぎないで溶接することができます。


これは、私の場合ですので皆さんに共通というわけではないのですが参考になればと思い書いてみました。


一言でTIG溶接といっても、まだまだ奥は深いです....


今日はずいぶん長くなりましたがこの辺りで終わろうかと思います。長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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